交通事故の通院交通費の嘘はバレる?弁護士が裁判例から解説

交通事故で通院を続けていると、保険会社から「通院交通費明細書」の提出を求められます。ここで多くの方が一瞬立ち止まるのが、「少しくらい多めに書いても分からないのでは」「通っていない日を足しても誰も確認しないのでは」という迷いでしょう。お気持ちは分かりますが、通院交通費の水増しが裁判で明らかになり、受け取った金額の返還だけでなく調査費用まで負担させられた判決まであります。

この記事では、東京地裁と名古屋高裁の3つの裁判例を手がかりに、交通事故の通院交通費で嘘がどのようにバレるのか、そしてバレたときに何が起きるのかを具体的にお伝えします。同時に、ガソリン代やバス代、タクシー代などを正しく計算し、堂々と請求するための考え方もまとめました。読み終えるころには、「隠す必要のない請求」がどれほど心強いものか実感していただけるはずです。

主要なポイント

  • 通院交通費の嘘が保険会社や裁判所に見抜かれる具体的な仕組み
  • 通院日数や距離を水増しした人が裁判でどうなったかという裁判例の結末
  • ガソリン代・バス・タクシー・徒歩など交通手段ごとの正しい計算方法
  • 通院交通費明細書の出し方と医療費控除との関係
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