交通事故に遭われた際、示談交渉はどのように進めるのがベストでしょうか?事故を当人同士で解決しようとしていませんか?あるいは、事故については、保険会社同士の話し合いに任せておけば大丈夫だと思っていませんか?
もし、相手方から交通事故の示談で弁護士が出てきたら、どう対応すれば良いか不安に感じている方もいるかもしれません。事故相手からの電話がしつこい、という状況に困っている方もいるでしょう。
実は、交通事故の示談交渉は、弁護士同士の話し合いが最も効果的な解決策となることが多いのです。しかし、交通事故の示談において弁護士にデメリットはないのか、事故を話し合いで解決するにあたり警察はどこまで関与してくれるのか、など、疑問や不安も多いはずです。
また、弁護士同士の話し合いの中で、どんな話し合いが行われているのか気になるところです。
この記事では、交通事故の示談交渉を弁護士に依頼するメリット・デメリット、弁護士同士の話し合いの流れ、注意点などを詳しく解説します。弁護士費用特約についても触れ、交通事故の当事者同士で連絡を避けるべき理由や、弁護士の選び方まで、あなたの疑問を解消します。
主要なポイント
- 交通事故の示談交渉は、弁護士同士の話し合いが有利に進むことが多い
- 弁護士費用特約を利用すれば、自己負担を抑えられる可能性がある
- 当事者同士の示談交渉には、様々なリスクが潜んでいる
- 弁護士同士の話し合いが気になるようなら、示談交渉に同席する、期日に一緒に出頭するなどを検討してみる
- 相手方から弁護士が出てきた場合は、適切な対応が必要
- 弁護士同士の話し合いでも、決裂する可能性はある
- 警察は、民事不介入の原則があるため、示談交渉には基本的に関与しない
- 後遺障害の認定や過失割合など、弁護士の専門知識が必要となる場面がある